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感想: 2008年7月アーカイブ

感想 G線上の魔王

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G線上の魔王 通常版

プレイ中ずっと、こんな安易な展開をするはずはない、裏があるはずだ、と考えながらプレイしていました。

上手く期待に応えてくれたと思います。

主人公=ラスボス、そんな『ファイトクラブ』的な展開は許せませんでしたし、魔王のあっけない最後も許せませんでした。

なので、覆されるたびに、よし、良くやった、と。

最後は感無量でした。名作。

『車輪の国、向日葵の少女』ほどではなかったのですが、初見だったらもっと驚いてんでしょうね。

シナリオが一本筋なので、宇佐美ハル以外のシナリオはオマケです。水羽とか私の属性を突いてたと思うんですけど、それは残念でした。

G線上の魔王公式サイト

感想 るいは智を呼ぶ

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るいは智を呼ぶ 通常版

このゲームの公式サイトは当てになりません。

私は女装ものが好きです。公式サイトにある説明を読むと、やむにやまれぬ事情で、女装を強いられる男の子が主人公の学園ラブコメだと勘違いしてしまうのも無理はないと思います。

全然違った。何気に重い。重すぎる。

登場人物は、それぞれ突出した能力を持っています。けれども、その代償に、破ると自分の命を失いかねない呪いをかけられています。

主人公、和久津智の呪いは『他人に本当の性別を知られてはならない』こと。だから女装しているのです。

そんな智が、自分たちと同じ呪いをかけられた仲間と出会い、協力し、時に反発しながらも、自分たちの運命、呪いに立ちむかんとするお話です。

全然、ラブコメじゃねぇ。

ちなみにこれ、最初はシナリオ固定で、1回クリアすると選択肢が増えて、条件を満たすとTRUEエンドが見れるというKey方式のゲームです。だから長い。長すぎる。

面白いかどうかといと、人を選ぶと思います。テキストを読んでいてね、クドイとか冗長だなぁとか思ってしまいました。やって損はない良作だとは思いますが。

それに、TRUEエンドのカップリングには製作者の悪意を感じました。タイトルからして、ヒロインはるいじゃなかったのか……

感想 雲のむこう、約束の場所

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雲のむこう、約束の場所

新海誠作品の中で一番良かった。

『秒速5センチメートル』なんていいからこっちを観るべき。新海誠には”珍しく”最後がハッピーエンドなんで。珍しくなんて言ったけど、初めてかな。たぶん……

キャラはそうでもないけど、空はもちろんのこと、電車や駅、背景が素晴らしい。

壁紙キャプ用高画質 雲のむこう、約束の場所トレイラー‐ニコニコ動画(夏)

感想 不気味で素朴な囲われた世界

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不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス ニJ- 20)

次作の『きみとぼくが壊した世界』を読むために読んでおきました。病院坂黒猫は出てこないと思っていたのですがちゃっかりエピローグで登場して、ちょっと満足。

久々の西尾維新作品でしたが、相変わらずレトリック使いまくり、物語の定石をぶっ飛ばした作風で、異常空間を演出してくれます。それでも、面白いのが不思議で、それが西尾維新の魅力だと思います。

内容は何に触れてもネタバレになってしまうんだけど、人殺しが起きたけど、そういえば、犯人捜しをしている僕が犯人だった、HAHAHAHA的な展開で良い感じで読者を煙に巻いてくれました。疑心暗鬼になって読むとかえって真相には近づけないんですよ。

答えは隠されてなくていつも見えるところにあったのでした。

感想 きみとぼくが壊した世界

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きみとぼくが壊した世界 (講談社ノベルス ニJ- 22)

僕がきみに優しいのは、きみが巨乳だからということを忘れないで欲しい

怖くない!怖くない!怖くない! いやもう全然怖くないよ! こんなに怖くないのは生まれて初めてだ

だったらこんな感じで、自分で自分の乳首をつまんで笑顔でお願いしてくれたら、行かなくてもいいよ

登場人物に違和感なくこんな台詞を吐かせることができるのは西尾維新だけ!

抜き出してみたけど馬鹿すぎですね。

とにかく病院坂黒猫に悶える一冊。枕元において寝る前に何度でも読みたい名作というのはこういう作品のことを言うのだ。

西尾維新は天才だということを再認識しました。

感想 新・萌えるヘッドホン読本

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新・萌えるヘッドホン読本

ヘッドホンのレビュー本に萌え絵師が絵を付けたものです。

かなり真面目にレビューしているのですが、音を文字で表現するのはとても難しく、読む人によっては、オカルト風味な胡散臭さを感じるかもしれません。私は適当に流しました。

純粋にヘッドホン娘の画集として楽しむのが吉です。実は、私の大好きな絵師であるところの安倍吉俊が参加しているから買ったような物だったりします。

また、巻末のインタビューが有名どころを揃えていて混沌としています。エロゲ音楽家からアニメ音楽の巨匠、メーカーのエンジニアまで。この本の位置づけが良くわかりません。

とにかく凄い本かもしれません。先日、吉祥寺のブックスルーエに行ったとき、店頭で平積みされてました。きっと凄いんだ。

ちなみに、私がヘッドホンを買う基準は、弦楽器の音の伸びと、ピアノの音が耳に痛くないかです。秋葉原で厳正な視聴の末、audio-technica ATH-AD1000を使ってます。

とても満足しています。

感想 Pure -AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-

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Pure-AQUAPLUS LEGEND OF ACOUSTICS-

エロゲの音楽を名うて演奏家が生演奏した挙げ句、それをSACDで発売してしまった、完全に制作者の道楽としか思えないような作品です。

だが、それが良い。

『新・萌えるヘッドホン読本』でLeafの下川直哉氏がインタビューを受けていて、そこで紹介されていたので、どれほどのものかと衝動買いしてみたのでした。

ご存じのとおり、私の耳はかなり馬鹿で、生演奏だろうが、MIDI音源だろうが良い曲は良いじゃんなんて判断してしまうのですが、普通にスゲーと思いました。

よくクラシックの名盤や名録音のレビューで楽器の配置がわかるというような言い方をすることがあるんですが、聴く人が聴いたらそういうに違いありません。ヘッドホンとスピーカー両方で聴いてみましたが、すばらしい臨場感でした。

個人的には『痕-きずあと-』のOPを生演奏で入れて欲しかったです。

あと、音楽ばかりでなく、本業のゲームもがんばってほしいなぁと思ったり。最近、面白いのだしてないでしょう?

+ 痕 デモ(MIDI)‐ニコニコ動画(夏)

感想 崖の上のポニョ

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会社帰りに観ました。

とりあえず、賛否両論だとか言われてましたけど、面白かったです。

今回は手描きにこだわったとかいう話もあって、どんなものかと思っていたのですが、これまでの宮崎作品とはガラリと作画が変っていて、宮崎駿の懐の深さを感じました。

アニメらしいダイナミックな動きで観てるだけで、楽しかったです。

さて、内容なんですけど、確かに深く考えると登場人物の設定やら物語の背景、世界観等々、説明を丸投げしているんですが、世の中には答えがない問題の方が多いんだから、そう拘るなよって感じです。

凄く単純なボーイミーツガールな作品でハッピーエンド、登場人物はみんな良い人、性善説にのっとった情操教育にもってこいな作品だと思いました。

後、母は強い。

なんだかんだで宮崎駿はすごいんだよ。